ランニングの呼吸は鼻でする?口でする?
走るときの呼吸方法をどうしたらいいか悩んでいませんか?いろんな呼吸方法がありますがそこまで悩む必要はありません。あなたにあった呼吸をするのが一番です。
走っていると呼吸が苦しくなるんだけど、これは呼吸方法が下手だから?コツとかある?
ランニングで息苦しくなるのは呼吸方法よりもペースの問題が大きいかも。だけど楽に走れるように一度呼吸の仕方について考えてみましょう。
走っていて息苦しくなってしまい、上手に呼吸ができればなと悩んでいませんか?
ランニング時の呼吸方法をどのようにするのが効率的なのか正しいのかというとあなたが違和感のない呼吸方法が一番です。
だから走っていて息苦しくなるのはペースの問題や心肺機能が追い付いていない証拠で呼吸はそこまで関係ないのが正直なところです。
口呼吸、鼻呼吸とありますがそれぞれの呼吸方法からあなたにあった方法を見つけてみましょう。
マラソンでの正しい呼吸方法はあなたが無理のない呼吸です。
マラソンに向けて日ごろの練習で走っていると誰しもが疑問に思う呼吸方法です。
実際に走っていると苦しくなって、この方法でいいんだろうか?正しい方法ってあるんじゃない?なんて思うかもしれません。
でもランニング中のことを思い出してもらうと分かるかもしれませんが、実際に走っているとき意識できていますか?
鼻で呼吸していますか?口で呼吸していますか?案外覚えていないものなんですね。
マラソンと呼吸の関係
マラソンやランニングを呼吸の関係はとっても大事です。
マラソンにおける呼吸の役割について解説しましょう。
呼吸の役割は体内の二酸化炭素を吐き出して、酸素を取り入れることです。
酸素は体を動かすために必要なため出来るだけ多くの酸素を取り込む必要があり、逆に出来るだけ多くの二酸化炭素を出すことが大事です。
この酸素と二酸化炭素の交換が呼吸の役割なんですね。
マラソンの場合は、たくさんの酸素を吸い込み心臓や筋肉に送り込むことで活動が活発化されより前に進むことができます。
また酸素と交換された二酸化炭素を吐き出すことでまた新しい酸素を取り込めるわけです。
だからマラソンにとって呼吸は非常に大事でたくさんの酸素を取り込むことも大事だけど、二酸化炭素を吐き出すことも大事です。
マラソンランナーに多い呼吸方法とは
結論としてはじめにあなたが無理と感じない呼吸が一番ということをお話ししましたが、一般的に多いランニングの呼吸方法は以下になります。
- スーハー スーハー
- スッスッハー スッスッハー
この2つの呼吸方法はゆっくり呼吸をするのか、素早く呼吸をするのかが違います。
ゆっくり呼吸を行う方がたくさん酸素を吸えますが、早いペースで走るときはやや不向きです。
すばやく呼吸を行う方は酸素を少ししか取り込めませんが、スピードが速くなっても変わらず行えます。
これらの違いから一つの呼吸方法に固執せずに切り替えているランナーも多いです。
ゆっくりの時と、スピードアップの時に意識をして呼吸を変えることができればペースアップをしても息苦しいと感じることが少ないです。
むしろ息苦しいと感じる場合はオーバーペースであるともいえるので、対策としては心肺機能を強くするトレーニングを行うことで改善できます。
また上手に呼吸を行うためにも呼吸筋を動かしやすくすることが大事です。
そのためにも呼吸筋のストレッチなどを行うランナーもいますが、初心者の場合はそこまで気にする必要もないといえます。
口呼吸と鼻呼吸どちらがいい?
呼吸パターンには口と鼻の2つの方法がありますがマラソンむきの呼吸として、鼻で酸素を吸って口で吐くが一般的です。
なぜなら呼吸の大事な役目は酸素を吸うことよりも二酸化炭素を吐き出すことです。
だからより吐き出しやすい口呼吸で二酸化炭素を外に出すことができれば、新鮮な酸素を取り込むことができるからです。
まとめ
ランニングにおける正しい呼吸方法とはあなたが走っていて無理のない呼吸になります。
あまり気づいていないかもしれませんが、自然と早く走っているときは呼吸が早く、ゆっくりの時は呼吸も早くないです。
ついつい意識してしまいがちですが、呼吸が苦しくなる場合はオーバーペースかもしれません。
日頃のランニングのときからちょっと呼吸を意識して走ってみましょう。
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