マラソン用語「さ行」

マラソン用語集「さ行」

フルマラソンで3時間以内に完走できることを言います。4時間以内の場合はサブフォーともいいます。

マラソンランナーの目標としてサブスリーを狙いますなど記録やステイタスをあらわします。

サブスリーを達成するためには1㎞を4分10秒台で走り続ける必要があり、初心者ランナーには遠い記録ですが、マラソンが趣味になっている上級者ランナーはこぞって狙う場合もあるようです。

マラソン大会では最近少なくなってきましたが同じコースを何周と走るコースをいいます。

周回コースにすることでタイム管理がしやすかったり、運営人数が少なくて済むなどの場合がありますが、最近のマラソン大会では市街地などが人気のためほぼ競技レースぐらいしか行われていません。

周回コースは練習コースなどではよく利用されており、ランナーの人気スポットである皇居周辺は周回コースとなっており走りやすくタイム管理もしやすいため利用者が多いのが特徴です。

ランナーにとって多い怪我の一つで膝から足首の間、とくに内側に痛みを感じます。悪化すると歩行するのも難しくなります。

原因としてはオーバートレーニングや休息せず毎日走りこむタイプのランナーに多く、体重が重いランナーにも起こりやすいのが特徴です。

痛い時にはアイシングやトレーニングを控えることも大事で、休養すればよくなることも多い怪我です。

歩幅が大きい走り方のこと。歩幅が大きいと全体の歩数が少なくなるため速く走れる方法です。

足の長い外国人に多く、日本人ではそこまで多くない走り方です。メリットはスピードの維持がしやすいことですが、デメリットとして歩幅を維持するために筋力や関節の柔軟さが必要ということです。

一般的に日本人に向いているのはピッチ走法という走り方です。

マラソンはスタミナや持久力をある程度身に付ければ完走は可能ですが、制限時間が短い大会だとある程度のスピードが必要です。

初心者でも簡単にできるスピード練習はインターバルトレーニングと坂道トレーニングです。

スピード練習の注意点としては無理をしすぎてケガをしやすいことです。じっくりと休憩を取り入れるなど初心者なりに工夫することも大事です。

区間タイムのことで1㎞、5㎞、10㎞など大会などによりますが決まった区間でのタイム計測になります。

ＧＰＳ付きのランニングウォッチがあれば簡単に計測や閲覧は可能ですが、大会の場合は完走証に掲載されていることが多いです。

レース中や日頃のランニング中でもスプリットタイムがわかれば練習もはかどるためＧＰＳつきのランニングウォッチが急激に増加した理由がスプリットタイムにあります。

ナンバーカードともいいます、マラソン大会のときに必要な本人を証明する番号です。

ゼッケンは大会にもよりますが、事前に郵送での配布や大会前日に本人確認をしないと渡されない方法があります。

本人確認をする背景としてマラソン大会の参加権利を売買する人がいることから大型の都市型マラソンでは前日に本人確認をしてからでないと配布しないケースが増えています。

ランナーにとって多い怪我で悪化すると後遺症も残ります。

足の土踏まず周辺に炎症が起きている状態で強い痛みが出て、歩くのも困難な場合があります。

治療としては安静が一番で長ければ1か月程度ランニングができない場合もあります。

痛みは2週間程度で楽になりますが、すぐに走り出すと再発もしやすく、起こしやすいランナーは何度もこの足底筋膜炎になってしまいます。