マラソン用語集「ア行」
アウトソール
ランニングシューズの部分でかかとのことをアウトソール、またはソールと呼びます。
ランニングシューズを履いて走ることでこのアウトソールが削れて薄くなるとランニングシューズの交換時期です。
クッション性能も兼ねていてアウトソールが分厚いシューズはクッション性能が高く初心者向きです。ただしアウトソールが厚いとシューズ自体が重たくなるのでスピードを求めるランナーには不向きです。
アッパー
ランニングシューズの部分で、足の甲の位置をアッパーと呼びます。
ランニングシューズのアッパーは通気性がいい素材で蒸れにくいのが特徴です。
アップダウン
マラソンコースにおける坂道の上り、下りをまとめてアップダウンと表現されます。
坂道は走り方を知らないと筋力やスタミナを大きく使ってしまうため、日頃から坂道の練習やコースに取り入れておくのがいいでしょう。
■関連記事 知らないと差がつく坂道の上り下りの走り方
アミノ酸
たんぱく質をさらに分子化して細かにした状態をアミノ酸といいます。筋肉の成分として働くため疲労の回復や筋肉痛などを早く補修してくれる効果があります。
アミノ酸をたくさん摂ることが健康的にランニングを続けるコツでもありますが、肉類をたくさん食べないと摂取できないこともありカロリー的にもオーバーするためアミノ酸サプリやプロテインを取り入れているランナーも多いです。
■関連記事 マラソン初心者にアミノ酸って必要?疲労回復効果は本当?
インソール
ランニングシューズ内に入っている中敷きのことをインソールと呼びます。
ランニングシューズには純正品のインソールが入っていますが、インソールにもさまざまなものがありO脚予防のものなどがあるため利用しているランナーも多いのが特徴です。
ランナーそれぞれがこだわりなどからカスタマイズしやすいランニングシューズのアイテムといえます。
インターバルトレーニング
全力疾走とゆっくりジョギングを繰り返すトレーニングです。インターバルトレーニングの効果としては心肺機能のアップによる走るスピードが速くなります。
ただやみくもにスピードを上げるために走っても効果が得られずしっかりと知識とGPS機能の付いたランニングウォッチなどの事前準備が必要となります。
■関連記事 走るスピードを上げるにはインターバルトレーニングがおすすめ!初心者のやり方、注意点
インナーマッスル
太ももや腕などの太い筋肉を支える小さい、細い筋肉です。インナーマッスルを強くしたり、柔軟にしておくことで怪我の予防や代謝効率も上がり痩せやすい身体になります。
インナーマッスルは筋肉トレーニングで強くすることが難しく、バランストレーニングやチューブなどを使ったトレーニングで鍛えることができます。
ウィンドスプリント
日頃のトレーニングの最後の1㎞あたりを全力よりも少し遅めのスピードで駆け抜けるトレーニングをウィンドスプリントや流しと言います。
ウィンドスプリントは必ず必要ではありませんが、最後まで心配機能を追い込むことができるのでスピードアップや練習の効果を高めることから陸上選手やベテランランナーの中では当たり前のトレーニングとなっています。
イメージ的には最後の追い込みのようなものです。
ウェーブスタート
大会エントリー時点の申請タイムなどで参加者を複数のブロックにわけて、同時にスタートするのではなくブロックごとに号砲を使ってスタートさせるスタート方法。
日本の有名マラソン大会では「つくばマラソン」が導入していますが、海外では比較的メジャーなスタートです。
ウェーブスタートを導入することでスタート時の混雑を緩和したり、最前列と最後尾のスタートのタイム差を少なくできるので有利不利が少なくなるというメリットがあります。
ウォーキング
歩くことによるトレーニング。ウォーキングをすることで脚や腰を使って歩き続けるので基礎となる体力や持久力、歩く衝撃による関節の動きが良くなります。
しばらく休養していたランナーやケガをしてしまったランナーの体力維持のために行うことも多く、マラソン初心者の場合は1週間程度しっかり歩くことを目標にしましょう。
ウルトラマラソン
一般的なマラソンとはフルマラソンの意味で42.195㎞を走る競技ですが、ウルトラマラソンはフルマラソン以上の距離を走る大会として定義されています。
具体的に何キロという数字はありませんが、日本で多いウルトラマラソンの大会として50㎞や100㎞です。
四万十川ウルトラマラソン、飛騨高山ウルトラマラソン、サロマ湖100㎞ウルトラマラソンなどが有名な大会です。
エイドステーション
マラソン大会でコース上に設置された給水所、給食施設のことです。主に水、スポーツドリンク、バナナなどがおかれておりランナーは自由に利用することができます。
ここ最近では大会での地域の特色を生かした地域特産品を提供してくれるエイドステーションもあり、それ目当てのランナーも多く参加しており人気を集めています。
また運営以外の近隣住民が個人的に設置している「私設エイド」もあります。
エントリー
マラソン大会に参加するために必要な申し込みをエントリーと呼びます。
日本でのエントリーは大会にもよりますが、抽選方式と先着順があり大会規模が大きい東京マラソンや大阪マラソンに代表される都市型の市民マラソンは抽選方式が多いです。
ご当地マラソンの場合は先着順が多く、これが逆にエントリーすることが難しく人気の大会であれば数十分で締め切られることもありエントリーに関しては事前の調査が必要となってきます。
■関連記事 走っておきたい人気の市民マラソン・ご当地マラソンの詳細や見どころ
LSDトレーニング
Long Slow Distanceの略でゆっくりと長い距離を走るトレーニングです。
スロージョギングとも呼ばれて普段走るスピードよりももっと遅く競歩に近いスピードで走ることが目標とされています。
LSDを行うことで長く走ることができるので基礎的なマラソンを走るための脚がが作られるということです。
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