マラソン用語「な行」

マラソン用語集「な行」

 

 

流し

マラソントレーニングの方法で、トレーニング終盤の1㎞あたりから全力で走れるスピードで駆け抜ける方法です。

 

流しを行う理由として、ランニング中のスピードが同じだと体の動きや呼吸、心肺機能の使い方が一定となってしまうため刺激をいれることでより良いトレーニング結果とするために行われます。

 

この流しトレーニングを毎回のランニングの〆として行うことで心肺機能が少しずつ高まり、スピードアップトレーニングとしても効果的です。

 

とくに走り始めてそれほど経験のないランナーの場合だと全力で走るいいトレーニングになると言われています。

 

 

乳酸

疲労物質のこと。

 

身体を動かしているとグリコーゲンの代謝産物として乳酸が作られる。この乳酸が血液中にたくさんたまることで全身に運ばれ筋肉などに蓄積し動きが悪くなってしまいます。

 

序盤は快調に走れていて呼吸もそれほどつらくないのに、全く足が動かないなどの状態のときに乳酸が溜まっている場合が多いです。

 

乳酸が溜まってしまうといつも通りの走りが出来なくなるために日頃のトレーニングやペース管理をしっかりしておくことが大事です。

 

 

熱中症

熱中症とは暑い場所で運動や活動を続けることで体内の温度が急激に上昇することで様々な症状を起こす障害をいいます。

 

熱中症はとくにランナーの場合、5月から11月頃まで起こしやすく重大事故につながる場合があります。

 

主な症状としては、めまい、失神、手足がつる、こむら返り、だるさ、吐き気、頭痛、ふらつくなどがあげられます。

 

ランナーができる熱中症対策としては、水分や塩分の補給、体調がいつもと違うと感じた場合には木陰や影などで休むことが大事です。

 

そしてどうしてもめまいがおさまらない、吐き気が起きるなどの場合には専門の処置が必要となるため救急車を要請したり、病院へ駆け込むなどの対応が必要です。

 

 

ネットタイム

マラソン大会でのタイム測定方法のこと。

 

ネットタイムはスタートラインをまたいだ時からタイム測定が開始し、ゴールラインを通過した時にタイムが計測される方法です。

 

一般的な公式記録としてカウントされるのがグロスタイムになりますが、個人的なタイム、記録としてネットタイムを用いることが多いです。

 


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