初心者がマラソンで失速する理由と対策方法

マラソン初心者が特に多い実際のレースで序盤は良いペースでも途中で大失速してしまって歩くのがやっとという状態になりやすいのですが、なぜこうなってしまうのかについて解説します。またマラソンに挑戦したいと思う方からこれから挑戦する方に役立つ情報です。

マラソン用語で大失速のことを「撃沈」と呼びますが、警戒に走れていたのに急に失速して走れなくなる状態をいいます。

なぜ撃沈状態になるのか、どう対策すればいいのかについて解説します。

なぜ初心者ランナーは大失速してしまうのか？

マラソン大会前はきっちりと練習を積み上げてきて万全の状態でマラソン大会に挑み、それほど飛ばしたつもりはないのに急にスピードが落ちて走れなくなってしまったという経験はありませんか？

このマラソン用語で「撃沈」ともよばれる状態は初心者だけでなくベテランランナーでもおきてしまいますが原因は大きく分けて２つ「気づかず無理なペースで走ってしまった」「コンディションの調整不足」です。

マラソンレースを制するコツは自分で決めたペースをコツコツと踏んでいくことなのですが、いざレースとなってしまうと周りのランナーに自然とペースを合わせてしまい予定外の速さで走ってしまうことがあります。

この予定外のペースで脚を使ってしまい、気づいた時にはスタミナや筋力を消耗してしまいスタミナ切れを起こしてペースダウンしてしまいます。

実はこれが一番大きな原因でもあり、撃沈するひとのほとんどがこれです。

対策方法としてはランニングウォッチを用意して、マラソンペースの管理をきっちりと行うことが大事です。

なにより周りのランナーに引っ張られない、予定通りのペースを刻々と刻んでいきましょう、そうすれば練習通りの成果がでます。

一番簡単そうで難しいのがこのコンディションの調整ですね。

気をつければ気をつけるほどどんどん神経質になったり、イライラしたりと上手にいかないものです。

私たちは基本仕事をしたり、家庭があったり、人と合ったりとするため風邪をもらってしまったり、病気に接触することも多々あります。

お子さんがいる場合はとくに感染症の影響を受けやすいですよね。

上手なコンディションの方法とはやはり栄養をしっかりと摂って、睡眠時間をたっぷり確保することが大事です。

とくにマラソン大会1週間前ぐらいからレースのためだと思って行いたいですね。

またできるだけアルコール類も1週間前あたりから飲まないほうが体内の水分コントロールのためにもいいです。

どうしてもアルコールを飲むと、分解するために体内の水分んを利用するので脱水傾向になりやすいんですね。

マラソンレース中の急な失速は実力以上のペースで走ってしまうことやコンディションの調整ミスが大きいです。

走り慣れているベテランランナーでもこの撃沈になりやすく、初心者もついつい沿道の応援などにつられて頑張ってしまいがちです。

そうならないためにもマイペースにコツコツ走る、まずはこれを日ごろの練習で行っていきたいですね。

ＬＳＤトレーニングなんかはぴったりです。一度意識して走ってみましょう。