ランニング中の脇腹が痛くなる原因と誰でもできる応急処置について

走る前は何ともなかったのに、運動を始めたら急に脇腹が痛くなって困ったという経験はありませんか？この痛みは消化の悪いものを食べた後に起こりやすいのですが痛みを和らげる方法もあります。

走り出すと横腹や脇腹に痛みが出る原因は消化の悪いもの食べた後に多く、しっかり対応すればこの不快な痛みを和らげることができます。

痛みが出るのは仕方がないことですが対処法をしっかり知っておけば大事なレース本番でも気にせず走れるようになるのかもしれません。

その方法について紹介しましょう。

脇腹の痛みは消化の悪いものを食べた後に運動すると起こりやすい

たとえ話ですが、小学生のころなどに給食を食べた後に運動すると急に脇腹が痛くなって遊べなかったという経験はありませんか？

これと同じで大人になっても消化が悪いものを食べた後に運動をすることで胃がけいれんする形となり、痛みを感じやすくなってしまいます。

では具体的に消化の悪いものとは、脂肪の多い肉類、生もの、生卵、牛乳などがあげられます。

レース前や練習前の2時間前にはこれらのものを食べることはオススメしません。

特に脂肪の多い肉類はレース前にパワーをつける意味で食べる方が多いのですが、脂肪が多い肉類をたくさん食べることで翌日に下痢になって走れないということもありますので注意しましょう。

運動中だけではありませんが、特定の部分に痛みが出たときに抑える方法として2つあります。

一つは、痛い場所をぐっと押さえる。
痛い部分を人差し指と中指で強く抑えることで痛みが和らぐことがあります。

二つ目は、痛い場所と反対側の場所を押さえる。
痛い場所と反対側の部分を同じように強く押さえることで痛みの刺激がその部分から離れますので、脳が痛みの感覚を忘れることがあります。

これは医療現場でもよく使われている方法で脳をだまして痛みをそらす方法でもあります。

脇腹の痛みで良くあるのが運動前に食べた食物の消化不良や胃のけいれんによっておきます。

消化の悪い脂肪類、生ものを避けることで起こりにくくなります。

もし痛みが出たときには痛みのある場所を押さえる、または反対側を押さえることが効果的です。

胃の関係の痛みであれば30分から1時間程度で消えることも多く、ずっとは続きませんのでマラソンやランニング中であればスピードを落とす、または対処法を行いながら走ることをオススメします。

どうしても痛みが消えない場合は一度走るのを止めて休むことも考えてください。