なぜランニングで水ぶくれや血豆ができる?原因と今日から出来る予防方法
ランナーによく起こるケガといえば足の指先や指の付け根にできる水ぶくれや血豆です。ランニングシューズのサイズが合ってないと出来やすいのですが、防ぐための対策もありますので紹介します。
ランニング中になんだか「足が痛い」と感じて見て脱いでみたら水ぶくれや血豆になっていたってことはありませんか?
もちろんこれはマラソン中にも出来やすいのですが、実はこの水ぶくれや血豆はランナーに出来やすい怪我でベテラン、初心者に関係なくおきます。
でも何故できるのか?血豆や水ぶくれができる原因と対策方法を解説します。
ランニングシューズのサイズが合っていないため水ぶくれ、血豆ができる
足の指先や指の付け根に血豆や水ぶくれができる原因はランニングシューズがあなたの足に合っていないということです。
ランニングシューズは大きすぎても、小さすぎてもいけません、トラブルの原因です。
ランニングシューズがあなたの足より大きい場合、走っているときに靴の中で足が自由に動いている状態になり靴と皮膚の摩擦によって水ぶくれができてしまいます。
また、ランニングシューズが小さいと圧迫による摩擦や、接触で同じく水ぶくれができたり、血豆が出来たりします。
ここまでで分かるように皮膚との摩擦が水ぶくれの原因です。
一般的に水ぶくれの中身はリンパ液が溜まってできるものですが、血管が一緒に摩擦で破れてしまった場合、血液と一緒になってしまうため血豆と呼ばれる黒い水ぶくれになってしまいます。
靴紐が緩いと爪に血豆が出来やすい
血豆や水ぶくれは指だけに出来るものではなく、ランナーに多い爪の中にも水ぶくれや血豆が出来てしまうこともあります。
これも同じでシューズの中で足が動くことで爪が当たっている状態になってしまい、爪の下に血豆が出来てしまいます。
マラソン大会やLSDなどの長距離を走るときはしっかりと靴紐を結んでいると思いますが、走ることで緩んでくることも多々あります。
そうなったときに靴の中で爪が何度も当たってしまい、爪の中に血豆が出来てしまいます。これが爪下血腫(そうかけっしゅ)とも呼ばれています。
爪下血腫になってしまうと爪が浮き上がってしまうためほぼ必ず爪が剥がれてしまうことになります。
痛みはほとんどありませんが半年ほどは綺麗に爪が生えそろわないため、女性の場合だとぺティキュアが楽しめないなどのデメリットがあります。
ランナーが血豆、水ぶくれを作らない方法とは
ここまでのことをまとめるとランナーが血豆や水ぶくれを予防するために必要なことは、
- ランニングシューズのサイズをしっかりと合わせる
- ランニングシューズの紐をしっかりと結ぶ
基本的なことですがこの2つがとても大事です。
最近ではランニングシューズもインターネット通販で安く簡単に購入できますがやはり事前にサイズ合わせはしっかりとした方がいいでしょう。
同じランニングシューズでも朝と夜では若干サイズが違うように感じるのでその差も大事です。
またランニングシューズの紐も一度締めたら終わりではなく、何度か締めなおすのも大事です。
特にマラソン大会当日ではできるだけ走ることに専念したいとは思いますが、後ほどにケガにならないようにしっかりと調整しておきたいものです。
その他の方法としてはランニングソックスを厚手のものにするのも効果的です。
例えばシューズが少し大きくても、厚手のランニングソックスを履くことでサイズの調整もできます。
怪我の予防や疲労を軽減する効果のあるランニングソックスですが厚手には厚手の理由があるというわけですね。
もし足に水ぶくれができたら潰してもいい?
もし残念なことにあなたの足に水ぶくれが出来てしまい、気になるので潰すか、潰さないか悩んでいませんか?
たしかに見た目的にも悪いし、歩いていて勝手につぶれるかもしれないから先につぶしておこうとおもうかもしれませんが、この水ぶくれはあなた自身で潰さないほうがいいです。
なぜ自己判断で水ぶくれを潰さないのがいいのかというと、潰した部分からばい菌が感染する可能性が高いからです。
また水ぶくれはそのまま放置していると勝手に体に吸収されるため、治りも早く綺麗に治すことができます。ただし、歩いているときや走っているときに無意識に破れてしまうことも多々あるので、もし潰れた場合はシャワーなどの綺麗なお水でしっかりと流して感染しないように注意してください。
まとめ
走っているときに水ぶくれが足にできるということはなんらかの原因で足とシューズが摩擦しているということです。
これは原因が明らかなためシューズのサイズを見直したり、足が動かないようにシューズの紐を締めなおすなどしっかりと見直しをすれば起こりにくくなるのが特徴です。
とくに新しいシューズを購入した人が起こりやすいので、もし新しいシューズを買ってから水ぶくれができた場合は対策方法をしっかりと読んでみてください。
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