喘息持ちでもマラソン完走できました。注意したことは1つだけ。
喘息があるとマラソンは無理なんじゃないかと思っている方もおられますが実はそうではありません。喘息があってもマラソンは完走できます。だけど注意してほしいことが1つ無理をしないということです。これさえ守れば42.195㎞を完走できます。
喘息もちだけどマラソンって大丈夫かな?発作が心配で挑戦するのに迷ってしまいます。
オリンピック選手や世界記録保持者で喘息患者のランナーって実は多いんです。どういう時に発作が出るのかを知っていれば対策も行えるし呼吸筋も強くなるから迷ってるならやってみる方がいいね。
喘息で悩んでいる方は日本人で800万人と言われています。喘息は子供のイメージがありますが最近ではアレルギーや花粉症から喘息に発展してしまうということも珍しくありません。
喘息になると運動が難しいというイメージがあると思いますが実はそうではありません。喘息発作を出さずにフルマラソンを完走するために注意するべきことは1つ「無理をしないこと」これさえ守れば大丈夫です。
喘息でもマラソンを完走するコツそれは無理をしないこと
マラソンやランニングは「ゼェゼェと」息を切らして走るため喘息発作が出てしまいそうだと不安になってしまいますよね。
実は私も喘息持ちで不安だったんですが、「無理をしないこと」これだけを守るだけで喘息発作を起こすことなくフルマラソンを完走でき今では趣味の一つとしてランニングやマラソンを楽しめています。
では具体的にどのように無理をしなかったですが実は簡単です。それは調子が不安定なときは全力で走ることを止めたということと、冬の寒さ対策をしっかりしたということです。
喘息発作をださないために全力で走らない
喘息で悩んでいる方はイメージとしてわかっていただけると思いますが、発作が出るときはかなり全力で走って息を切らした時に起こしやすいのです。
この状態のときは気道が狭くなってしまうために喘息発作を誘発しやすくなります。いわゆる止まらないセキが出て苦しさがさらに強くなります。
だから全力で走ることはやめて早くても8割程度のスピードで走ることに慣れていけばランニング中やマラソンのときでも心配なく走ることができますよ。
また8割のスピードでインターバルトレーニングや坂道トレーニングを行えば呼吸筋や心肺機能がかなり強くなるためスピードの底上げにもなるので効果的です。だから喘息があるからタイムを狙えないということはないんです。
喘息発作を出さないために寒さ対策を行う
喘息発作がでる季節とは夏はほとんどなくて、冬が多いと思います。これは寒さによって気道が狭くなるためと冷たい空気が気道を刺激するため仕方がないことでもあります。
特にマラソンシーズンである冬は、喉や首を出来るだけ冷やさない寒さ対策をしっかり行うことでずいぶんと違ってきました。
簡単にできる寒さ対策として私がやっていたのは
- ネックウォーマーで喉を冷やさない
- マスクをつけて走って直接気道に冷たい空気をおくらない
費用的にもこだわらなければネックウォーマーは100均でも揃いますし、マスクも使い捨てのものを使用すれば出費はほとんどありません。
また発作が出ることに不安が強いのであれば、吸入器を一緒にもって走ることもいいですね。私も不安があって1年以上持って走っていましたが、いまでは発作がほとんどないので不安なく走ることができています。
まとめ
私の経験談から今回同じ喘息で悩む方がマラソンやランニングに挑戦できるように気をつけてほしいことをお話ししました。
走ることに慣れてくるともっとスピードを上げよう、もっと走ろうと無理をしがちなので喘息発作を出さないようにランニングしていきましょう。
ただしセーブしながらでもトレーニングをしっかりとしていけば走る能力やスピード能力は確実に上がっていくのであきらめず挑戦することをおすすめします。
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