高血圧の方のマラソンで注意してほしいこと
高血圧の方でもランニングやマラソンはできるし健康効果で血圧が下がります。ただし、走る前にしっかりと知識をもたないと体にとって良いことでも不都合が出る場合があります。
血圧が高いのを健康診断で指摘されているけど走っても大丈夫だよね?
血圧が高いというのは体にとって危険な状態、医師に相談することはもちろん守らないといけないこともあるからしっかりこの記事を読んでほしい。
ランニングは血圧を下げる効果があるため、生活習慣病の一つである高血圧に対する健康効果もあります。
だからといって現在高血圧の持病がある方が急に走り出すのは危険でありちょっとした知識と注意が必要です。
高血圧の方がマラソンに挑戦する前に注意してほしいこと
高血圧の方がやみくもにマラソンを目指して突然走り出すのはやはり危険です。まずはランニングアイテムをそろえるように高血圧の方に合った知識というものを理解してください。わかりやすく高血圧とマラソンに関係する注意点を説明します。
高血圧の治療はしていますか?
人間ドックや会社の検診などで高血圧を初めて指摘される方も多いと思いますが、そこで要治療と言われた場合にはがっかりすることなく治療を開始するべきです。
高血圧は基本的にお薬での治療になりますが、開始すると比較的早く血圧の下がる効果がでます。そこでまず血圧を安定させて主治医にマラソンを目指して走りたいというのを伝えましょう。よほどのことがない限り反対されることはありません。
寒い季節や早朝のランニングには注意
寒い季節や早朝に走るのは時間的にも余裕ができるし、走って実際に気持ちが良いものですが高血圧の方には注意が必要です。
なぜなら寒い時や起きてすぐは血圧が上がりやすい状態なので急な運動で高くなった場合にはめまいやふらつき、気分が悪くなったり、動悸が起こる場合もあります。
高血圧の方で一番気をつけたい周辺症状として心筋梗塞という心臓病がありますが、血圧が高い人になりやすくこれらの朝や寒い時に起こしやすいのであなたの生活スタイルにもよりますができれば夜などの落ち着いたときにランニングをしたいものです。
ただし、仕事などで疲れがたまっているときや眠気が強い時には体を休めることが優先です。血圧が高いというのは体にとって厳しい状態であると知っておいてください。
水分は必ず携帯
ランニングなどの有酸素運動では心地よい体温の上昇と汗が出るため走った人にしかわからない気持ちよさがあります。
しかし汗をかくと血管の中の水分が減った状態になるため、いわゆるドロドロの血の状態になってしまいます。ドロドロ血は心臓に負担が大きく、心臓病の原因になります。
だから高血圧の方はもちろん、健康な方でも運動時は水分を携帯する必要があります。運動は体にとっていいものではありますが、知識も必要です。だからしっかりと水分を持つ習慣を身に付けましょう。
ランニング、マラソンで血圧は下がる?
高血圧の方でもランニングやマラソンに挑戦することで血圧は下がります。なぜ下がるのかというと、運動することで血流が高まり、汗をかくことで血管内の不純物が汗と一緒に出たり、脂肪と一緒に燃焼されます。
また血管内が少しずつ広がるので弾力性が出てきて血液の流れがスムーズになります。そうすることで結果的に血圧は下がり、運動を続けることで健康になっていくという理由がここにあります。
実際高血圧の方でも軽いランニングから始めて、マラソンに挑戦する方も多く血圧の薬を飲む必要がなくなったという方もかなり多いです。
しかも血圧が下がる効果も早く実感でき、早い方だと1か月程度で効果がわかる方もいるので少しずつでも走り出した方がいいと思いませんか?
まとめ
高血圧の方でもランニングやマラソンに挑戦することは可能ですが、運動を始める前にしっかりと知識をもってから始めたいものです。
ランニングによる健康効果で血圧が下がったり、ダイエット効果を実感しやすいのでマラソンに挑戦したいと思いだしたらまずは準備がてらしっかりと高血圧と向かい合うことをおすすめしたいです。
もし興味があるのであれば、新しい趣味や健康づくりの一環としてはじめてみましょう。
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